東洋建設株式会社 様

導入前の問題点
導入後の変化
●手書きでの原価管理ではスピードに欠ける
●原価管理から経理処理までの連携が不十分
●正確な処理業務のため要する時間が多い
●システム化で原価データを一元管理
●CSV連携でさまざまな帳票類作成が可能に
●正確で精度の高い集計業務が実現

大阪府を中心に、奈良、神戸、京都、滋賀と近畿一円で新築マンションの設計・施工を手がける東洋建設。
オーナーの土地活用から、マンション経営や資産管理までをコンサルティングするエステート部門を併せもつのが特徴で、物件引渡後もトータル管理を含めたマンション提案で、毎年20棟前後の着工実績をもつ。
近年の介護需要を背景に、特養施設や介護付きマンションの実績も好調。商業施設等の一般建築とあわせて常時30~40物件が稼働中という同社。
経理、購買、物件管理の各部門で活用されている「アイキューブ本家シリーズ」への感想を、管理部係長の安藤武氏に伺った。

“手書き”からシステム化へ移行

東洋建設が、それまでの手書きでの伝票・台帳管理から原価・経理システムのIT化を検討したのは2006年のこと。会計システムに「建設奉行」を導入することを決定し、それとの連携がよいことからパッケージでの原価管理ソフト「アイキューブ本家シリーズ」も併せて採用することになった。
約1年間の検討期間を経て導入したのが2006年。2007年から本格的な運用が開始された。

安藤氏:導入当初は経理、購買、エステート部門の支払と、各部署の担当への教育と連携が遅れ、パッケージソフトならではの活用ができていない状態が続きました。
つまり、購買の発注入力の後に担当部署個別に、経理では支払入力を行い、管理では請求、および原価管理を別途入力するという、データの連動が取られていない運用を行っていました。
この要因は、当社の運用体制が整っていなかったことにあります。
特に、導入時のシステム担当だった前任者が病気で長く休んでいたこともあり「アイキューブ本家シリーズ」本来の活用まで時間がかかりました。

そうした中、3年前に安藤氏が中途入社。管理部のシステム担当として、不完全だった「アイキューブ本家シリーズ」の活用に道筋をつけるようになった。
特に、2012年6月にサーバーの入れ替えがあり、“本家”もバージョンアップしたことから組織的な再整備を含めて、原価管理ソフト本来の活用方法を見直すことになった。

安藤氏:例えば、購買で発注書を出すが、請求・支払と連動していないので、発注消し込みができていない。
そのため、どんどん発注が増えて在庫になっていくという状態でした。
そうした連携不足で不備のあった管理体制を少しずつ整備することで、現在では支払データへの連携と、小口現金の管理、受注管理についてはクリアになっています。

迅速で丁寧なサポート対応に満足

現状、購買部が発注書を出し、エステート部門が請求関係と原価管理、管理部では経理処理を行うというのが、東洋建設での「アイキューブ本家シリーズ」の運用方法になっている。
安藤氏ご自身は、主に支払関係で実際に手を動かして“本家”を使用しているが、実際のオーペレーションを踏まえた感想を伺った。

東洋建設株式会社

安藤氏:問い合わせや要望に対する反応は迅速で、とても助かっています。例えば、設定されている銀行コードは初期状態では数に限りがあります。
地方銀行などで追加したいものがあった場合や、近年では合併等で銀行名が変わることがありますよね。
そんなときでも、全国銀行協会(全銀協)のデータを即日送っていただくことにより、無事対応できました。

また、操作的なことで何か分からないことがあった場合の電話サポートも、非常に丁寧にフォローしていただいていると聞いています。
これにより仕事が円滑に進むため、他部署の担当者も大変感謝しています。
私自身が行う操作としては、支払処理のほかに「アイキューブ本家シリーズ」からのデータをCSVに出力して、様々な帳票等に活用することが多いのですが、そうした活用でも快適で使いやすいパッケージだと感じています。

本来の機能を活用し、管理体制を変化させる

消費税導入前のマンション需要や、少子高齢化を背景にした介護関連の旺盛な需要から、業績も好調な東洋建設。
会計、および原価管理への有効なパッケージ活用に、時間も人員もなかなか割けない現状が安藤氏の悩みだが、徐々にシステム化を進めているという。

東洋建設株式会社

安藤氏:「アイキューブ本家シリーズ」本来の実力を発揮させる運用ができれば、管理の体制は劇的に変わるはず。
購買の発注入力後に請求書が来れば、その段階でチェックをかけることで経理の手間も省けます。
経理での発注消し込みから発注残の把握という管理フローを万全なものにして、より大きな業務削減効果を上げていきたいですね。
その他では、協力業者と調整をとって支払通知書の作成と発行をやりたい。また、予算実績推移表を活用することで月次ごとのリアルタイムな原価管理を、部署・担当ごとに浸透させていきたいですね。
しっかり使い込めば、可能性は非常に大きなものを感じています。

当社の管理体制を見直していく中で、入力項目の変更や追加、また帳票等作成でのデータ出力の方法など、オプションやカスタマイズが必要な場面も今後発生してくると考えられます。
その際は、またアイキューブに相談に乗っていただきたい。
他社事例で有効な活用方法があれば、随時、情報を発信して私たちユーザーのサポートを続けていただけるとありがたいですね。

お客様情報

会社名 東洋建設株式会社
事業内容 総合建設業(マンション建築・管理)
所在地 大阪府大阪市東淀川区豊里2-24-9
TEL 06-6327-4100
URL http://www.totetsuken.co.jp/
導入システム ●入金本家:10ライセンス
●請求書発行キット
●小口取込
●建設奉行
導入事例PDF 導入事例をダウンロード

導入事例一覧へ戻る