富士アイテック株式会社 様

導入前の問題点
導入後の変化
●各拠点からの紙データの入力が膨大
●入力業務に時間をとられていた
●財務経理など他システムとの連携が不十分
●全国6拠点と本社間のシステム連携が実現!
●拠点からの入力データが即時反映されるので、本社入力業務が皆無に!
●財務諸表にも直結
●グループ経営に資するシステムに

火力発電・原子力発電の発電設備工事を主力に、製鉄所やゴミ焼却など環境保全設備の機械組立・据付、電気工事を手がける太平電業株式会社(東証一部上場)。
その連結子会社として太平電業と同領域のプラント設備の耐熱・断熱関連施工を専門に引き受けているのが、富士アイテック株式会社だ。
本社に加え、関東各所、名古屋、神戸、広島、さらには大規模施工の現場事務所など全国に拠点を有する同社。
導入時の経緯から今後の展開などを総務部次長の安斎哲也氏に伺った。

多拠点間で即時連携するシステム構築を

「本家シリーズ」導入以前は、給与計算に加え、工事原価の集計処理など、すべての入力業務を行っていたのは本社だけであった。
当時、全国に5拠点あった各営業所からは、月締めでそれぞれの出来高や支払関係の書類をとりまとめ、翌月の初めに本社に郵送されるという方式をとっていた。

安斎氏:各拠点でとりまとめられた書類から、本社の担当者が当時のシステムに入力するという流れでした。しかし、北は北海道から南は沖縄まで。最盛期には外部の協力会社も入れて400~500名が稼働するのが当社業務の特徴です。
そこで、各種経理作業のほかに工事現場ごとの原価管理、配置等の施工監理、支払関係の処理業務を、各営業所および大規模施工物件の現場事務所も含めて本社とオンライン化して行おうということになったのです。狙いは本社業務の低減と処理業務の迅速化。
当然、そのシステムには経理・財務のシステムも一体化されますから、工事原価システムの結果が即、集約反映化され、親会社も含めたグループ経営に寄与することを目的に行われました。

そのため、まずは社内ネットワークの環境整備からはじめられ、そこに適合性があり、本社の財務会計システムともマッチングしやすい建設原価管理パッケージの選定と検討が行われた。

安斎氏:最終候補に残ったのは「本家シリーズ」を含めて4社のパッケージでした。
いろいろな観点から比較検討がされましたが、建設原価管理ソフトとしての多機能性に加え、後々のカスタマイズ対応の柔軟さ、そして決め手となったのは、さまざまな帳票類をデモンストレーションしていただいたときに、当社がこれまで使用していた書式にもっとも近い形で作成していただいた点でした。

機能追加や変更などのカスタマイズには、アイキューブにずいぶんと骨を折っていただきました。
その結果として、システム移行後も当社の従来からの業務になじみやすく、使いやすいものとなりました。また、導入直後のトレーニングでのサポートも円滑に行っていただき、これまでのシステムを引き継ぐ形で業務効率化が図れています。

直感的なインターフェース、担当者ごとの「マイメニュー」

現在、富士アイテックでは「本家シリーズ」を原価管理と入金支払管理の両システムをメインに運用。
支払請求入力や日常の労務入力、入金伝票入力などのほか、外注業者に対する出来高証明や原価確定後の工事一覧表の作成などに使用している。

安斎氏:標準でも入力項目の機能が満載で、さまざまな工種、外注経費の設定に対応します。
そのため、使い始めのころは入力方法に戸惑うスタッフもあったようですが、直感的に理解・把握できるインターフェースなので、しばらく使い込めばなじみやすいという声が大半でした。

よく使うメニューアイコンを各クライアントで個別に設定できる「マイメニュー」機能もあり、担当ごとに工夫し使い込んでいるようです。
また、OBC社の建設奉行や給与奉行との連携もスムーズで、本社機能との親和性も非常に高く、効率的な運用ができています。

上場子企業としてグループコンプライアンスに対応

北は北海道から南は沖縄まで、国内すべての電力会社の設備工事にかかわるため全国6ヵ所の営業所を有する富士アイテック。
すべての拠点から工事原価がデータ化して集約されることで、これまで本社で処理していた入力業務から解放され、業務効率化が達成されたことは非常に大きい。
これ以外に、「本家シリーズ」の活用をすすめていくことで、今後新たに描いている展望があるかうかがってみた。

富士アイテック株式会社

安斎氏:現在、本社と各営業所間とのデータ共有化は、ほぼ100%の状態で完了しています。
あとは、大規模施工物件の現場事務所対応ですね。通信カードを使用したモバイル環境で社内システムにアクセス。
固定の拠点である営業所と同じように共有化できる体制は整えているのですが、まだ現場責任者のネットワークに関するスキルが追いついていない場合もあり、こちらは完全に対応し切れていません。
これは今後の課題です。

施工管理者として優れていても、パソコンでの事務処理が苦手というスタッフもまだまだいます。
ただ、こちらも教育をすすめることで、あるいは代替わりのタイミングで徐々にですが完全に対応できるようになるはずです。あとは、今後また機能面の変更などがあったときにサポートをお願いしたいと考えています。

当社は上場企業グループの一員ですので、親会社の意向や制約にはしっかりと対応しなければいけません。
そうした意味でも、企業コンプライアンスにも適合した各方面のパッケージと連携し、細かなところまで手が届く「本家シリーズ」は、今後とも欠かせない必携のソフトです。

お客様情報

会社名 富士アイテック株式会社
事業内容 プラント設備工事業
所在地 東京都千代田区神田神保町2-4 太平電業ビル
TEL 03-3234-6001
URL http://www.fuji-i-tec.co.jp/
導入システム ●原価本家:15ライセンス
●出面本家:15ライセンス
●入金支払本家:15ライセンス
●オリジナル:15ライセンス
建設奉行
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