恒和工業株式会社 様

導入前の問題点
導入後の変化
●オフコンが古くて保守パーツがない
●集計結果はプリントアウトで時間がかかる
●オフコンは1台のため入力待ちになる時も
●担当者が不在だとわからない
●新しいPC が利用できるようになった
●集計結果はPCの画面でリアルタイムに閲覧可能
●デスクのPC からネットワークを通して入力可能
●PCでさまざまなデータにアクセスできる

大規模建造物の内装工事を中心に手がける恒和工業株式会社。内装工事業者としては、いちはやくオフコンを導入しシステムのOA 化を推進。原価管理をはじめとするコスト管理を徹底させ安定経営に役立てていた。そんな業界内でもIT 先駆者と呼ばれた同社が、アイキューブ本家シリーズを導入して見いだした効果とは?
同社代表取締役の大澤豊樹氏に詳しくお話を伺った。

オフコンで原価管理を行い、成果を得る

内装工事業を営む恒和工業がオフコンを導入したのは1990年代初めの頃。建設業界、特に内装業界で業務のOA化を実現している企業はまだほとんど無い時代だ。なぜ多大な費用をかけてまで他社に先駆けオフコンの導入に踏み切ったのだろうか。

もちろん当社でもオフコンを導入する前は当然手書きの伝票での処理でした。
それですと集計するのに時間がかかりますし、ミスや漏れが発生してしまいます。実際に今やっている仕事がどのような損益状況か把握しづらいですし、集計してみると当初予定と異なったケースも発生していました。それに甘んじていたらこの先はマズイぞと。
そこで、ある程度の費用をかけてでも原価管理をしっかり行い、ひとつの仕事に対して損益を明確にすることが安定経営につながると感じて、専用のオフコンを導入することを決めました。
とくに弊社が従事する内装業は使用する部材が2万点以上もあります。頻繁に使うものは300点程度だとしても、手書きの管理では限界を感じていました。

オフコンはすべて自社専用に独自開発したもの。導入後は一定の成果を収め、「恒和工業が成功しているのは早くからOA化に踏み切ったから」と他社からも言われたそうだ。

実際、コンピュータ化によって原価管理は格段にしやすくなりました。損益が明確になり、いわゆるどんぶり勘定が無くなったことは、会社にとって大きなプラスになっています。
ゼロからのスタートで費用もかなりかかりましたが、十分ペイできる成果は出たと自信を持って言えますね。

このシステムの成功をきっかけに同社はOAにかなり敏感になっていったという。パソコンも2000年頃に一人一台を導入し、エクセルで見積もり作成を行うなど、試行錯誤しながら積極的に活用していった。

オフコンでやっていたことがPCでできた

しかし、年月が経つにつれ、肝心の原価管理システムにも問題点が浮き彫りになってきたという。

たとえば以下のような問題点が発生しました。

  • ・古くなって保守パーツがない
  • ・データをパソコンで見ることができない
  • ・プリンタが遅い
  • ・リアルタイムで見ることができない
  • ・担当者じゃないと見ることができない

つまり、パソコンの性能がどんどん良くなっているのを目にして、古いオフコンの処理能力では不満が出てきたと言うことです。処理内容自体は変わりませんが、もっと快適に処理できるのではなかろうかと。そこで新しいPCベースのソフトウェアに入れ替えを検討し始めたわけです。

恒和工業株式会社

システム入れ替えにあたり、恒和工業が出した条件が「オフコンでやっていたことがすべてできること」。それに加え、より利便性が高く作業効率の向上が図れるシステムを望んだ。
そこでこれまで付き合いのあった代理店のリコーに相談したところ、その条件を満たすのは「アイキューブ本家シリーズ」だと紹介されたそうだ。

代理店は長い付き合いの中で弊社がやりたいことをすべて理解していたため、アイキューブ本家シリーズがパッケージソフトだからといって迷いはありませんでした。実際に導入してみたら、オフコンでやっていたことがほぼPC上でできています。
また、パッケージソフトですが、帳票類など独自の部分をオプションで開発してくれるのも気に入りました。

導入後の効果と使い方の工夫

恒和工業株式会社

実際にアイキューブ本家シリーズを導入した後の効果を聞いた。

まずはデータをリアルタイムで見ることができるようになったため、現場単位で損益をキッチリ把握できるようになったことですね。オフコンでは集計後、プリントアウトしなければわかりませんでしたから、真のリアルタイム性をアイキューブ本家シリーズで手に入れることができたと思います。
この時代、会社を継続・成長させていくためには、迅速な経営判断が必要ですから非常に高い効果を得られたと思います。
職人の手配、材料発注なども無駄なくできるようになりました。

次に、オフコン室に行かなくてもデータの入出力がデスクのPC上で可能になったため、作業の効率化が図られたことです。
オフコン時代は1台しかなかったため、忙しいときは入力の順番待ちをしなければならなりませんでしたが、今では担当者が席を立たずに入力できます。入力担当者にも一人寂しくオフコン室にこもらなくて良いと好評ですよ。
また、集計結果の表示もアクセス権さえあれば、どのPCからでも確認できるので便利です。
そしてもうひとつ。パッケージソフトならではの利点だと思いますが、定期的なバージョンアップで勝手に機能が良くなる点もありがたいですね。

このように、導入後もストレス無く利用できていると語る大澤氏。導入後に成果を上げるためには、同社ならではの工夫もあったようだ。

ポイントは、データの入力を現場の担当者ではなく、第三者の事務員にやらせていることです。
担当者に入力させた方が手っ取り早いと思うかもしれませんが、それは違います。なぜかというと、作業の内容をよく知っている担当者が入力すると細かい材料や作業をひっくるめて一式といったような表記になって、結局どんぶりになってしまうからなんです。
ですから当社では、現場から上がってきた作業伝票を元に、作業内容にそれほど詳しくない事務員が入力を担当するという流れを採用しています。そうすることで、一つひとつ細かく入力でき、結果的により正確な原価管理ができるようになっています。

弊社の場合、内装工事業という扱う部材が多岐に及ぶ事業を行っているため、正確な原価管理のためにコンピュータ化は避けて通れない道だったのかなと思いますが、パッケージソフトでここまでできるアイキューブ本家シリーズはかなり完成度の高いソフトウェアだと思います。
現状、本当に満足して利用させて頂いていますので、これからもサポートを宜しくお願いします。

お客様情報

会社名 恒和工業株式会社
事業内容 総合内装工事業
所在地 練馬区高野台2-8-10
TEL 03-5393-1311
URL http://www.kowa-kou.co.jp/
導入システム ●入金支払本家:20ラインセンス
●予算入力キット:ネットワーク版
●建設奉行:3ライセンス
●恒和工業様専用カスタマイズ
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