日信工業株式会社 様

導入前の問題点
導入後の変化
●オフコンが古くなりサポートも期待できない
●出面管理が複雑で間違いも気づきにくい
●昼夜作業など、労務費管理に手間がかかる
●事務処理担当の負担が大きい
●昼夜区分・最大100名の出面管理が容易に!
●配置入力機能の活用で実行予算もスムーズに作成
●労務費や出来高比較など、人材の評価・管理にも役立つ

東京都営地下鉄、東京メトロを中心とした地下鉄の軌道の保守・点検、維持・管理にかかわる工事全般で、フットワークよく高品質の施工を提供することで長年の実績がある日信工業。
1997(平成9)年の消費税率5%へのアップ時に「アイキューブ本家シリーズ」を導入したというから、その運用期間は長い。
主に現場作業員の労務費管理で本パッケージを活用していると日信工業の代表取締役・木村泰幸氏に、その効果と今後に期待する展望をうかがってみた。

処理に時間のかかるオフコンからの切替え

日信工業が建設原価管理で、現在のシステムの前段階となるオフコンを導入したのは昭和50年代初めのころ。
この当時から建設原価管理をコンピューター化したのは、同規模の工事会社としては比較的早かった。

木村氏:昭和46年に地下鉄の軌道工事に携わる以前は、当社は船舶の修繕業を主な業務としていました。
ドッグに入った各種船舶の修理、補修と新船の新造作業です。

そうした業務特性から、日払いの日雇作業員の比率が高く、日給月給制の直雇工との給与計算と労役費処理が混在していました。
昭和40年代いっぱいは算盤や電卓による手書伝票処理で、日払給与についてはその日の夕方までに銀行から引き出すという時代。そんなシステムですから、給与としての処理と建設原価としての労務費の処理とが、いわゆる“どんぶり勘定”であいまいな部分も多かったわけです。

Windowsの普及を契機に、パソコンの性能も上がり、それまで給与計算などの基幹業務にはパソコンは不向きといわれる時代も終わった。
それまで使用していたオフコンのシステムも更新の時期が来ており、日信工業でも、より効率的なソフトに乗り換えが検討されていた。

木村氏:オービック社の担当者が「アイキューブ本家シリーズ」をすすめてきたんです。このパッケージソフトなら、原価管理の部分において日信工業の全業務が網羅できている。
基本的な部分はオフコン時代のようにカスタム開発する必要もないし、奉行シリーズとも連携が取れているので移行もスムーズということでした。ただ、1点だけアイキューブにカスタマイズしてもらった機能はありました。同じ作業員が昼夜別々に現場に出た場合の出面処理の点。
現在は標準機能としてあるようですが、導入当時はなかったので特にオーダーして追加してもらった機能です。

複雑な出面処理もカスタマイズで対応

地下鉄の軌道工事に携わる日信工業では、作業員の出面管理とその後の給与計算が複雑だ。軌道内工事のため、作業時間は1~4時という深夜早朝がメインとなる。
その後、休憩を挟んで昼間は前夜の発生材の処理や、当夜の準備作業で夕方までに終わらせるのが、通常のシフトとなっている。

木村氏:オフコン時代から夜1人工・昼1人工といった昼夜別々の出面管理が必要だったんです。「アイキューブ本家シリーズ」導入後は、この現場作業員の労務費管理が実に正確でスムーズに管理・処理できるようになりました。

下期を中心に地下鉄各社の保線現場の各種作業が、最大で十数現場重なります。作業員数でいうと、最大100人以上が一晩で働いていることになります。
そのため、給与と建設原価としての役務費を同時に処理しなければなりません。これが、迅速かつ正確になったことは大きい。

木村氏:また、配置入力機能を活用することで、昨年同月期比の作業員の稼働の増減が素早く把握できるのは価値の高い機能。
現場別に、誰が何回出ているのかを月別の累計ですぐに引き出せるので、実行予算を組む場合の労務費算定や最終的な出来高比較の場合でも管理強化に非常に役立つようになりました。
それまでは、現場に何人出ているから予算との関係性をパッと把握できるソフトはなかった。その点が、非常にメリットの大きなところでしたね。

労務費比率が高い業種で使えるパッケージ

工事原価における労務費の比率が非常に高い日信工業にとって、複雑な出面管理を可能にし、過去の作業員の配置から実行予算も組みやすくなる「アイキューブ本家シリーズ」は、柔軟なカスタマイズ性もあって業態にマッチしたソフトであった。
今後は、現場責任者の日報入力を促進しながら歩掛り機能の活用まで、どのように道筋をつけていくかが課題だと木村社長は考えている。

日信工業株式会社

木村氏:導入から十数年経っていますが、配置入力の機能で作業員の管理とともに育成でも役立っています。
たとえば、作業員の質の問題で月の途中から作業報酬の単価を変更する場合でも、それまではマスターを変えると月ごとの総額が変わってしまったが、現在では給与との連動が取れているので、質の面からみた作業員管理ができるようになり、育成の指標にもなっています。

今後は、歩掛り機能をもっと活用していかなければいけないなと考えています。工事コードや工種、顧客別の事例をデータとして積み上げ、現場責任者ごとにそれらを処理させることで、さらなる効率化を推し進めていかなくてはなりません。

タブレット端末の導入も視野に入れながら、現場作業員の教育にも着手していかなくてはならないでしょうね。
そうした場合の工夫や相談にも、ぜひアイキューブに乗っていただきたいと思っています。

お客様情報

会社名 日信工業株式会社
事業内容 軌道工事業
所在地 神奈川県川崎市川崎区大師河原1-3-5
TEL 044-288-3411
導入システム ●原価本家:10ライセンス
●出面本家:10ライセンス
●売上入金:10ライセンス
●歩掛本家:10ライセンス
建設奉行、給与奉行
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