大石産業株式会社 様

導入前の問題点
導入後の変化
●手書きの伝票のため計算が面倒
●集計作業が繁雑
●どんぶり勘定の部分があった
●未収金がきちんと計上できない
●入力すれば瞬時に計算、ミスも減る
● OBC 製品と連携し処理が素早く
●ある程度数字が明確になった
●入金と現場の関係性が把握でき未収金も早期回収

大石産業株式会社は、横浜市中区を拠点に塗装全般を扱う企業。
柔軟な対応力をモットーとしている同社は、1ヶ月に60 以上の現場を20 人の直傭職人でこなす。
現場数の増大から経理業務の合理化を検討し、アイキューブ入金支払本家を導入。未収金回収の早期実現や原価管理の把握など大きな効果を上げている。

手書き伝票では未収金がうまく計上できなかった

20人の直傭職人で、1ヶ月に平均60もの現場をこなす大石産業。1946年に創業し、現在は基本的に2代目社長が切り盛りする中、3代目の大石猪一郎専務取締役が細かな実務処理を行っている。
地元密着で堅実経営を実践しており、小さな現場も数多く手掛けている同社の経理業務は、昔ながらの手書きの処理だった。
現場数が増えればそれだけ事務処理も増え、手作業での処理では、作業の正確性という面で限界を感じていたという。

大石氏:手書きの伝票、帳面を使っていた時代の最大の悩みは、未収金がうまく計上できなかったことです。
そうした問題を解決するには、やはりパソコンを導入して、確実に処理することが必須であろうということは解っていました。そこで、事務員さんが定年を迎えることになり、新しく来てくれる若い方もパソコンができるということで、原価管理や経理業務のIT化を一気に進めることになりました。

業界に特化したソフトだからニーズにマッチ

実は大石産業ではすでにOBCの勘定奉行を10年近く前から導入していたそうだ。
しかし、創業以来、紙の伝票がメインだったため勘定奉行はほとんど使われていなかった。
そこでIT化を進めるにあたり、まずは勘定奉行をバージョンアップし、続いて原価管理に関するソフトウェアを新規導入するという手順になった。

大石氏:最初はすべてOBCで揃えようかと思っていました。建設奉行などもラインアップにありましたしね。
せっかく紙からコンピューターへ切り替えるタイミングですので、弊社の業務をそうしたパッケージソフトに合わせることはやぶさかではなかったんです。
パッケージソフトのメリットは、多くのユーザーの声が反映されて作られていますので、平均的に便利に使えるようにできているところです。ですから、そのやり方にこちらが合わせてもいいかなと。

しかし、最終的に導入した原価管理ソフトはアイキューブ入金支払本家だった。導入の決め手になった点はどこにあるのだろうか。

大石氏:さきほど、弊社の業務をソフトに合わせてもよいと言いましたが、やはりソフトに合わせるにしても弊社のニーズに合っているもののほうが良いに決まっています。
建設奉行はそうした点で弊社のニーズにあまり合っていなかったのですね。もちろんその他にもいくつか検討しましたが、一番弊社のニーズに合っていたのがアイキューブでした。
勘定奉行と連動する点も決め手のひとつでしたし、なにしろ業界に特化したソフトだけあって、弊社がこうやりたい、と思うことが素直にできるソフトでしたね。

カスタマイズも柔軟にできるとのことも決め手のひとつでしたが、現状、ほとんどカスタマイズせずに使っています。それだけ弊社の業務に合っていたんでしょうね。導入以来、大きな問題はなく、しっかり運用できています。
また、価格面でも納得できるものでした。他の建設業界向けのソフトで高機能なものもありましたが、価格が高かった。弊社程度の規模にはアイキューブが機能、価格面で非常にバランスがとれていると思います。

実際に手書きの伝票からコンピューターでの処理に移行するとなると、不安に思うユーザーは少なくない。大石産業ではそうしたシステムの移行は問題なく進んだのだろうか。

大石氏:そうですね。新しい担当者が前職で弊社と同じようにパソコンで1社の会計すべてをやっていたこともあり、導入はスムーズでした。専任のインストラクターが4回ほど来てくれ、丁寧に教えてくれたと思います。
彼女は飲食業界から建設業界への転職だったため、処理の仕方がかなり違ったと感じたそうですが、ソフトウェアの使い方に関してはまったく問題なかったようですね。
2004年導入当初からすべて彼女に任せきっている状態です。

悩みの種だった未収金の回収が早期実現

アイキューブ原価本家を導入してから、大石産業はどのようなメリットを感じているのだろうか。

大石産業株式会社

大石氏:とにかく処理のスピードが速くなったこと。そして仕事の管理が非常にラクになったこと。これに尽きますね。
例えば見積を出すにしても、手書きだと横軸を計算してから縦軸を計算して合計を出す。
そして検算する人がいて最終的に見積を起こすといった流れが必要でした。それがコンピューターなら一発で計算してくれます。もちろん何が起こるかわかりませんから、あまり過信せずにチェックは怠るなとは言っていますが。

あと弊社の場合は、現場数がものすごく多いんです。直傭の職人さんを20名かかえており、3人で1日の現場、1人で2日の現場といった細かい仕事がメインです。手書きの帳面だと見出しだけですごい数になり、あとから探そうにもとても大変。
コンピューターなら素早く検索できるので便利ですね。数ヶ月単位の大きな現場をメインで扱っている会社ならそれほど大きなメリットは感じないかもしれませんが、弊社のように小さな現場を数多くこなしている会社にとっては、仕事の管理がかなりラクになったと思います。

アイキューブを導入してから、未収金が計上できないという悩みの種は、解決できたのであろうか。

大石氏:紙の伝票で処理していた頃は、ある程度どんぶり勘定的な部分は正直言ってありました。
こちらと顧客の入金の差が把握できなくなってしまい、いったいいくら回収漏れがあるのかもわからなくなってしまうこともまれにありました。
しかし、コンピューターできちんと処理するようになってからは、入金と現場がしっかり連携するようになり、未収金の回収が早期にできるようになっています。
日付別や顧客別といった一覧表で確認できるので、チェック漏れ等も減っています。こうした点はアイキューブを導入して本当に良かったと思いますね。

逆に導入したことでデメリットに感じたことは無かったのだろうか。

大石氏:とくにデメリットはありません。
強いて言えば、処理が早く終わりすぎてしまうこと(笑)。昔の人間から見ると、仕事とは机に向かって一心不乱に作業することという意識があるからか、パソコンに入力してチャッチャと作業を終えてしまうと、ちゃんと仕事していないように見えてしまうようなんです。
僕は早く終わったなら、そのぶん心にゆとりを持ってもらい、さらなるモチベーションへとつながってくれれば良いと思うのですけどね。 
細かい部分での改善要望などはありますが、導入したことで業務が大幅に改善したので、満足度は非常に高いです。これからのバージョンアップにも期待しています。

お客様情報

会社名 大石産業株式会社
事業内容 塗装工事業
所在地 横浜市中区曙町5-65
TEL 045-231-0472
導入システム ●入金支払本家:1ライセンス
●請求書発行キット:1ライセンス
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