山菊開発株式会社 様

導入前の問題点
導入後の変化
●手書伝票のため、計算ミスが多い
●集計は手作業で、労力がかかっていた
●工事の管理は別の方法で管理
●経理担当者の仕事の範囲は限られていた
●担当者によって業務の流れがまちまち
●コンピュータ処理により計算ミスはゼロ
●多彩な検索で瞬時に一覧表示ができ、チェックがしやすい
●アイキューブ原価管理で工事も一括管理
●作業の省力化が実現できキャパシティが広がった
●作業の標準化で担当がいなくても安定した業務ができる

山菊開発株式会社は、栃木県を中心に事業展開する総合建築業。
主に舗装工事を得意とし、公共工事から民間事業まで手がけ、同分野では県内1、2を争う成長企業だ。
同社は設立以来手書きによる伝票管理を行ってきたが、原価管理を確実なものとするため導入したのが「アイキューブ原価管理」だった。

手書きによる原価管理に限界を感じる

塗装工事を中心に土木工事や河川工事、また大型アミューズメントビルの建築など総合建設業として、主に栃木県で活躍する山菊開発株式会社。
昭和50年の設立以来、卓越した技術力で信頼を獲得。国土交通省をはじめとした各種公共機関から高く評価され数々の賞を受賞する経験を持つ。
そんな同社だが、コンピュータによる原価管理システムを導入したのは2年ほど前のことだという。なぜ導入に踏み切ったのだろうか?

永島氏:システムを導入したキッカケですが、まずひとつに、請求や支払いなどでの計算ミスが発生するのを防ぐことが挙げられます。
弊社では設立以来ずっと手書きの伝票で管理していましたので、どうしても人為的なミスが不本意ながら起こっていました。まず、そのミスを無くしていこうということですね。そしてもうひとつが、現場担当者が原価を把握しやすいように変えたかったという点です。

これまで山菊開発が原価管理システムを導入していなかったのは、現場担当者レベルにおいて、特に不便を感じておらず、システムを導入することによる利点がわからなかった、という背景もあったようだ。

永島氏:そもそも、今までは「現場担当者は、とにかく早く、キッチリ仕事をこなしてくれればそれで良い、原価管理は経理の担当分野」という考えでした。
ところがここ4~5年、景気低迷が長引くにつれ、会社としての競争力をより強く維持していくためには、やはり現場でも原価管理をしっかり行っていく必要があるのではないか、という考え方が出て来たんですね。
しかし、腸面での管理でしたので、経理に行かないと把握できませんでしたし、また記載事項も担当者によってばらつきがありましたので、実際に帳面を付けた社員でしか把握できないといったケースもありました。
これらの問題を解決するためには、やはりシステムを導入して、しっかり管理しなければならないと考えたのです。

直観的な使いやすさと日報入力対応が決め手

山菊開発株式会社

原価管理を行うソフトウエアは多数存在する。いくつかのソフトウエアを比較検討してから、購入する製品を決定するというのは自然な行動だが、山菊開発ではそれをせずに「アイキューブ原価管理」の導入を決意した。
その理由は「操作がわかりやすく、必要とする機能はほとんど組み込まれ、特に他の製品を検討する必要もないだろうと感じた」からだそうだ。

永島氏:まず、最初にさわってみて使いやすいという印象がありました。
どこにそんな機能があって、どこを操作するとどのように処理されるか、というのが直観的にわかりやすかった。価格面でも、高すぎず安すぎず、妥当なところかな、という印象でしたね。

確かに毎日継続的に使用するシステムなので、わかりにくいインターフェイスではストレスを招く。ましてや山菊開発の場合、経理部ではコンピュータの操作をしたことがない社員が多い。操作がしやすいといった点は、導入への大きな決め手のひとつであろう。

永島氏:また、機能面に関して言うと、日報を入力できるというのが実は弊社の業務に非常にマッチしていたんですね。これも導入の決め手になりました。
今までも日報で管理してきたため業務フローを大きくかえなくて済むのは助かります。請求書ベースでの入力となると、ある期間に集中して入力しなければならず、一時の負担が多くなりますが、日報なら分散しますので後のことを考えるとすごく楽なんです。
もうひとつ付け加えると、弊社では舗装工事がメインなので短期の工事が非常に多く、同じ地区名での現場も多い。日報入力せずに請求書ベースでの伝票が集中した場合、似たような地区で細かい現場が多数あると、どの現場のどの材料だったかということが担当者でないとわからなくなってしまうことがまれに起こりました。
日報入力しておけば、そういうことが防げますよね。

仕事のキャパシティが増え安定した業務が可能に

実際、アイキューブ原価管理を導入した後、最初に感じたのは、やはりコンピューターならではの検索性の良さと、大幅な作業の省力化だという。
以前は紙ベースであったため、集計するにも労力がかかっていたが、アイキューブ原価管理では「顧客別や担当者別といった集計も瞬時に一覧表示されるので、チェックが非常にしやすくなった」という。
また一度の入力で、原価だけではなく、工事名、現場担当者、工期、工事番号なども登録できるため、工事の管理もアイキューブ原価管理で一括して行える点も便利だという。では、実際コスト面ではどのような変化が見られたのだろうか?

永島氏:今のところ、人件費削減ですとか、利益が大きく伸びた、という数字に直接関わる部分での実感はそれほど大きくは無いというのが正直なところです。
ただ業務面での改善は大きいですね。まず、計算間違いがなくなり、業務の正確性が高まりました。まぁ、これはコンピュータを使っているので当たり前のことですね。次に、仕事のキャパシティがグンと増えましたね。これは大きな変化です。
元々、経理の社員で出来る仕事の範囲はある程度限られていましたが、アイキューブ原価管理を入れてからは現在の仕事に対しては非常に余裕を持って対応することができるようになりました。

今までは、予算が決まっていなくても仕事を始められたり、備品を購入する場合でも比較的自由だったりと、良い意味でオープンな環境でしたから、少人数でも対応できた部分はあったと思いますし、現状でも対応できています。ただ、これから競争が激しくなっていくことを考えると、業務を正確に管理していかなければなりません。
そうなると当然仕事量も増えます。アイキューブ原価管理をいれたことで、そんな状況でも既存の社員で十分対応できるという手応えを感じています。

チームとしての総合力を上げるシステムに

同社では、アイキューブの導入がうまくいったことをきっかけに、社内改革も含めた業務改革を行っていきたいとの考えを示している。

システムを入れるメリットは、誰でも参加できて誰もが見えることだと思います。
縦割り的な組織を改革し、社員それぞれの負担を減らして業務をより効率化させることはもちろんですが、それに加え、社員それぞれが仕事に対して積極的に関わり人を育てることができる仕組みを作りたいんです。ただ単に仕事を減らすのではなくチームとしての総合力を上げたい。それを実現できるのがアイキューブだと思います。
既存の処理業務を効率化させることはもちろんですが、営業が仕事を取ることをサポートできる、戦略的なシステムに育てていきたいですね。

また、以前は工事の案件ごとに作業の流れがまちまちであり、担当者レベルでしか詳細を把握していない状況が多かった。
それに対し、「今はアイキューブ原価管理を入力するために、案件の内容をある程度ハッキリさせるようになったので、業務の流れが標準化されてきた。」そのため、担当者によるばらつきが減り、また担当者以外でも工事を把握することが出来るようになったため、安定して業務をこなせるようになってきつつあるという。

相互チェック機能の早期実現を

今後の課題としてはこうだ

永島氏:私が目標としているのは、チェックする人間を増やしたいということです。
今までは経理だけでチェックし、不明点があった場合のみた担当者に問い合わせるというやり方だったのですが、やはりミスが発生してしまう。
ミスを減らすためにも、経理、現場担当者、それ以外の社員全てが相互にチェックできるような環境を構築するというのが私の希望です。
ただ、また全ての社員がソフトウエアを理解するところまでは進んでいませんので、教育をしながら早い段階で実現できるよう、努力している最中です。アイキューブ原価管理ならば可能であると思っています。

お客様情報

会社名 山菊開発株式会社
事業内容 舗装・一般土木・一般建築
所在地 栃木県佐野市堀米町3258
TEL 0283-24-6148
導入システム ●原価本家:3ライセンス
●出面本家:3ライセンス
●入金支払本家:3ライセンス
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