株式会社小泉組様

導入前の問題点
導入後の変化
●Excelでは各種データの連携性がなく非効率
●請求漏れなどのミスが多かった
●複雑な外注労務管理に大きな手間ひまをかけていた
●パッケージならではのデータ統合性で確認もスムーズ
●統合性を生かしたチェック機能でミスも激減
●業種テンプレートの活用で外注労務管理も軽減へ

大阪府をメインに京都、滋賀までのエリアで、中高層マンションを中心とした鉄筋加工と施工を手がける小泉組。マンション工事では基礎から柱筋・壁筋など最上階まで一括した配筋を行うほか、対象物件も木造住宅基礎から学校等の耐震補強工事までと幅広い。
規模の大小から施工物件、短工期での施工とフットワークのよさで引合いが多く、京都府八幡市にある加工センターでは毎月1500トン以上の鉄筋加工を行う。

100%自社加工と施工協力業者のネットワークの広さで鉄筋加工・施工のワンストップサービスを誇る同社だが、外国人実習生の受け入れにも熱心なのが関西圏の同業の中でも特筆される。実習生の活用は、加工だけにとどまらず施工現場への戦力化に成功しているところが特徴で、現場によっては監督以外のすべての作業員を実習生だけに委ねているほどに教育ノウハウが高い。

そんな同社が、『アイキューブ本家シリーズ』を導入して、どのような効果をあげているかを取締役部長の小泉信也氏にうかがってみた。

業務にマッチしたテンプレートで導入を決断

正和興業株式会社

小泉組が『アイキューブ本家シリーズ』を導入したのは3年前。それ以前は自社作成のエクセル・フォーマットで労務費や加工費などの原価管理を行っており、問題は多々発生していた。

小泉部長:自社で作成したエクセルのシートは目的別に複数あり、担当者ごとに入力・管理してプリントアウトして部門長なり経理なりに上げるというスタイルでした。それらを関連付けていくには当然手間もかかるし、間違いに気づくタイミングも遅くなって、請求漏れなどのミスにもつながります。
そうしたミスをなくすためと、大まかに数量を把握しながらも細かな数字の確認を都度しっかりとできるようなシステム化が必要と感じて、パッケージソフトの導入を検討しました。

建設原価管理ソフトの検討に際しては2社ほど比較した上で、『アイキューブ本家シリーズ』から「原価本家」「出面本家」と、この業種特有の出来高査定請求や自社常傭と応援スタッフが混在する複雑な労務管理に対応する「鉄筋業向けテンプレート」の導入を決めた。

小泉部長:導入の決め手は、事前に『アイキューブ本家シリーズ』をすでに使っていた同業他社から使い勝手などの口コミを得ていたことで、あまり迷うことはありませんでした。
その上で、導入前からアイキューブの山本社長じきじきに当社特有の業務処理から必要な要望をヒアリングしてくれて、テンプレートの細かいところを当社にあった形に作り込んできてくれたところに惚れ込んだというのが大きなところです。
現在でも、日々使い込んでいく中でスタッフから新しい要望が出てきます。そうすると私の方からいろいろ伝えており、順次、改善や改定に対応してもらっています。導入したらそのまま放置ということはなく、どんどん進化していくようにサポートも提案もしてもらっているのが『アイキューブ本家シリーズ』の強みといえるのではないでしょうか。

アフターフォローも万全な進化するパッケージ

正和興業株式会社

「鉄筋業向けテンプレート」を導入して激変したのは出面のうちでも応援作業員の貸し借りなどを含む、現場別の集計や応援先業者の整理と把握が迅速かつ正確になったことだという。

小泉部長:加えて、一つのシステムをみんなで同時に触れるという、当たり前の機能に効率化を実感しています。
以前のExcel管理では出面・工種別出来高・協力会社査定など、それぞれの担当者が複数のエクセルを別々に入力・管理していたものを、『アイキューブ本家シリーズ』導入後は一つのシステムでまとめて同時に処理できるようになりました。担当者ごと、別々の画面に向かって別々のシートを処理しているが、それぞれのデータは一つのシステムに統合されているという効率化。
もちろん、今でも間違いはときどきありますがチェックは簡単で確実になったことから、外に出るまでに気づき、大きなミスはなくなりました。

『アイキューブ本家シリーズ』運用後のアフターサービス体制についても、小泉部長は「保守サービス料に見合ったサービスが受けられる」と大きな評価を寄せている。

小泉部長:常に改善要望をヒアリングしながら更新され続け、進化するパッケージですが、導入時から運用後まできめ細かなアフターフォローを受けられるのは、日々『アイキューブ本家シリーズ』に触れている担当者には好評です。
電話での問い合わせ、さらにはリモートサービスの活用など、スムーズな運用にはアイキューブ全社をあげて熱心に取り組んでいると感じます。改善要望など込み入った内容のものは、山本社長なり営業担当が直接足を運んでヒアリングして「いつ頃までに対応します」などと約束してくれます。
保守サービス料は負担しているので、しっかりと要望を伝えて利用するのがおすすめです。そのためには、当社もさらに『アイキューブ本家シリーズ』を使いこなして、様々な意見を言えるようにしなければいけないと感じています。

お客様情報

会社名 株式会社小泉組
事業内容 鉄筋組立加工業
所在地 大阪府大阪市都島区中野町5-7-8
TEL 06-6922-5709
URL http://koizumigumi.com
導入システム ●原価本家:3ライセンス
●出面本家:3ライセンス
●鉄筋業向けテンプレート:3ライセンス
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