株式会社デザオ建設 様
導入前の問題点
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導入後の変化
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●手書き伝票、紙台帳管理が時代のニーズに合わない ●注文~支払作業が煩雑でスピード感に欠ける ●正確な処理業務が必要な為多くの時間をとられる |
●マンパワー、作業時間とも大きく低減 ●各種書類作成がワンタッチで簡単に ●集計作業ミスが大幅に減り、精度の高い業務が実現 ●現場ごとに原価の同時閲覧が可能に |
「『やっぱり、いいね』が聞きたくて」をキャッチフレーズに、設計・施工およびインテリアコーディネートまで、施主の要望を丁寧に形づくる完全注文住宅の建築で半世紀の歴史を有するデザオ建設。
京都、滋賀を主商圏にしながら年間着工棟数は約120棟と、地元密着の工務店としてはエリアでも有数の実績を誇る。多彩で高級感あふれるデザイン性の新築物件だけでなく、近年ではリフォーム事業も積極展開。こだわりの住まいを実現する“京の匠”としてエリアの支持も高い同社の、「アイキューブ本家シリーズ」の活用事例をうかがってみた。
“手書き”管理からシステム管理への移行
デザオ建設が「アイキューブ本家シリーズ」を導入したのは約10年前。これまでに2度のバージョンアップを経ているから活用歴は長い。導入時はすでに経理課に在籍し、現在は課長を務める石橋崇則氏に導入に至る経緯や、その後の効果について聞いてみた。
石橋氏:「アイキューブ本家シリーズ」導入以前は、その少し前に会計ソフト(PCA建設業会計)を使い始めていましたが、それまでは原価管理を含めてすべて手書きの伝票を台帳管理するという、昔ながらのやり方を続けていました。
会計ソフトの導入や全社的なPC環境の普及をふまえて、手書き伝票の処理や紙台帳での管理という効率の悪い経理業務を改善しようということで、ようやく当社でもパッケージソフトによる原価管理に着手したわけです。
4倍の業務効率化を成し遂げたパッケージ導入
原価管理ソフトの選定に当たっては、OA機器類で取引のあったリコージャパンにアドバイスを受ける形で、ほぼ「アイキューブ本家シリーズ」一択という経緯だった。デザオ建設がそれまで使用していた伝票や帳票等の書式に合致するように、入力項目等のカスタマイズを加えながら“本家”を導入した。
石橋氏:当社の要望したカスタマイズにも、アイキューブさんは細かく丁寧かつ、迅速に対応していただいた記憶があります。手書き時代との業務効率の比較では雲泥の差。
以前は、原価管理業務に関わっていた経理スタッフは4名でしたが、「アイキューブ本家シリーズ」運用後は、おおむね1名ですませられるようになりました。
発注書を処理するのは私の役目ですが、これは通常の入力担当にミスがないかチェックしてもらうための役割分担です。発注書入力に関しても延べ2日程度で完了するので、原価管理に関わるマンパワーの削減には大変大きな効果がありました。
バージョンアップ後のパワーアップも実感
現在、「アイキューブ本家シリーズ」では原価管理のほか請求書の発行を行っているというデザオ建設。入力等の端末操作は本社・経理課で一元管理し、出先では現場代理人等のスタッフが原価の推移状況を閲覧するのみにとどめている。
石橋氏:「アイキューブ本家シリーズ」運用による効率化は、10年間の使用の中でも着々と進化していると感じます。バージョンも、すでに2度更新していますが、この間にドット式プリンターでしか伝票出力できなかったものが、A4普通紙に対応する一般的なプリンターに対応できるようになりました。
また、直近の更新で追加された「予算実績推移表」は、経理業務の効率化を実に強力にバックアップする新機能です。現場ごとの発注金額、あるいは予算に対しての業者ごとの支払状況がボタン一つでパッと出るようになりました。これまでは、電卓を叩きながら邸別の明細を出していたので、月次ごとに複数の現場があれば相当な労力を要する作業でした。
しかし、現在では“本家”を立ち上げて複数の現場を選択し、ワンクリックでズラリと各現場の業者ごとの明細が瞬時に出ます。月末月初の残業も大幅に軽減されて、パッケージソフトの威力を感じます。
また、導入当初はカスタマイズを施してもらった独自項目の追加についてもバージョンアップを経て、自由レイアウト機能が標準となっています。更新を重ねるごとにユーザーの声を反映しながら、どんどん洗練され使いやすいソフトになっていると感じます。
システム化の中で進化する“本家”に期待
「アイキューブ本家シリーズ」では原価管理をはじめとした以上のような運用を行うデザオ建設だが、今後は入金管理の活用を検討課題としてあげているところだという。
石橋氏:回収、未収の状況がすぐに把握できるようになりますからね。さらに、その先の検討課題としては会計ソフトとの連携。
こちらは、社内的な慣行等クリアしなければいけない点があるのですが、経理業務のより迅速化と効率化を目指して、多面的な改善に取り組んでいかなければいけないと考えています。
いずれにしても、大きな現場から雑工事に至るまでの多数の物件の、さらにその中の細かい原価項目を一元管理し、さまざまな切り口から加工できるパッケージソフトとして、これからも「アイキューブ本家シリーズ」を頼りにしています。さらなる機能改善や操作性向上などを図っていただけると幸いですね。
お客様情報
会社名 | 株式会社デザオ建設 |
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事業内容 | 建築業(注文住宅) |
所在地 | 京都市山科区西野櫃川町50-1 |
TEL | 075-594-0666 |
URL | http://dezao.com/ |
導入システム | ●予算キット:5ライセンス ●入金支払本家:5ライセンス ●請求書発行キット:5ライセンス |
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